鳥取県立 むきばんだ史跡公園

第2回 むきばんだ遺跡土曜講座を開催しました。

2024.10.22

 令和6年9月21日(土)に第2回むきばんだ遺跡土曜講座を開催しました。
 今回の講座は、むきばんだ史跡公園を象徴する竪穴住居をテーマとして、当史跡公園の玉木秀幸係長が講師としてお話をしました。
 講演では、県内でみつかっている縄文時代から古代の竪穴住居跡について柱の位置や平面形の特徴について通史的に解説。参加された方から「時代を追って竪穴住居の形が変化する様子について丁寧な説明でよかった」、「竪穴住居も変化していることが、はじめてわかった」といった感想いただきました。
 また、妻木晩田遺跡で復元整備されている土屋根の竪穴住居は県内の遺跡で見つかった焼失住居の資料を元につくられており、柱や垂木などの建築部材や壁などの内装の表現が反映されていることなど、復元された土屋根住居に表されている整備の工夫、こだわりの点についてじっくりと講師に語っていただきました。
 会場参加、オンラインで視聴いただいた52名の方には、竪穴住居にどっぷり浸った講座となったのではないでしょうか。

講座の様子 

講座の様子

竪穴住居について説明

竪穴住居について説明