むきばんだ史跡公園では、休日(土曜・日曜・祝日)に年齢問わず予約不要で古代体験が楽しめる「休日はお気楽♪弥生気分」を開催しています。 「休日はお気軽♪弥生気分」では勾玉づくり・火おこしなどの人気の定番メニューに加えて、月一特別メニューがあり、何度来ても、新しいものづくり体験をすることができます。 特別体験の開催日は毎月第3日曜日です。
10月20日(日)は、「銅鐸」がテーマです。銅鐸は、青銅(銅や亜鉛、錫を混ぜてつくった合金)でつくられたお祭りに使われた道具です。時代とともに形や大きさが変化していき、その使い方も変っていったと考えられています。もともとは、紐(ちゅう)と呼ばれる部分にひもを通して本体をぶら下げ、本体内部に取り付けた舌(ぜつ)という棒状の道具で内側をたたいて音を鳴らすためのもの(いわゆる「聞く銅鐸」)だったようですが、より装飾が豊かになり、吊り下げられないほど大きくなることから、視覚的な効果を狙ったもの(「見る銅鐸」)へと変化したようです。
今回は、本格的な鋳造体験ができる「ミニ銅鐸づくり」と好きな香りが選べる「銅鐸せっけん」が体験できます。